鉄道コム

「瑞風」の車両デザインを発表、JR西

2015年9月17日(木)16時51分

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(先頭車イメージ)
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(先頭車イメージ)

JR西日本は16日、2017年春に導入予定の豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の車両デザインを発表した。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、客室車が6両、食堂車とラウンジカーが各1両、展望スペース付き先頭車が2両の10両編成。デザインコンセプトは「ノスタルジック・モダン」とし、車両外観は緑色を基調に、内装はアールデコ調とする。先頭車では、展望デッキとそれを囲む5本のラインによる流線形をデザイン。運転席は、往年のボンネット型車両をイメージした配置にする。客室は全体で、「シングル」2室、「ツイン」12室、ユニバーサル対応の「ツイン」1室のほか、「スイート」1室を設置。客室内では、共通のデザインとして、中国地方5県の県産材を使ったドア、沿線の伝統工芸品の装飾を用いる。客室内の窓は大型のものにし、列車の左右両側を眺望できるよう配置する。「スイート」は7号車1両を1室として使用。寝室のほかに、バスタブ付きのバスルーム、バルコニー、リビング・ダイニングなどを設ける。このほか、食堂車(6号車)には、オープンキッチンを、ラウンジカー(5号車)には、バーカウンター、ブティックスペース、立札の茶の卓を設ける。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行開始時期は、2017年春を予定。京阪神と山陰・山陽エリアを周遊する列車として運転する。

2015年9月17日(木)16時51分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。