JR西日本岡山支社は17日、岡山~宇野間などに導入する観光列車の車両名称を「ラ・マル・ド・ボァ」に決定したと発表した。
観光列車の車両名称「ラ・マル・ド・ボァ」は、木製の旅行鞄をフランス語にしたもので、表記は「La Malle de Bois」。同車両のコンセプトである「旅の道具箱」のイメージに沿って命名した。同社では、今回の名称の発表にあわせ、車内イメージも公表。客室では、2人がけの座席のほか、窓に面したカウンター席や、サービスカウンターを設けることを明らかにした。
「ラ・マル・ド・ボァ」の運転開始時期は、2016年春。岡山~宇野間を中心に運行する。列車名は、運行路線にあわせて設定。宇野みなと線運行時の列車名は、「La Malle せとうち」(ラ・マル せとうち)とする。