JR西日本岡山支社は17日、岡山県北部エリア向けに観光列車を導入すると発表した。
導入する観光列車は、既存のキハ47系気動車2両を改造して使用。2016年春の「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」(岡山DC)の開催にあわせて運転を開始する。車両のコンセプトを「レトロなタイムカプセル」とし、外観は、昭和30年代から40年代に一般形気動車で使われていた朱色とクリーム色のツートンカラーで塗装する。車両名称は、「郷愁」を表すオランダ語「ノスタルジー」。2016年春に津山線で運転する際は、列車名として「みまさかノスタルジー」をあてる。
「ノスタルジー」の車内では、びんジュース用の栓抜きを設けるほか、座席のシートは、青色の生地を使用するなど、往時の車内イメージを復刻。客室内の窓上部には、岡山県北部エリアの観光スポットを掲出する。2両編成での座席定員は136人。ダイヤ、車内サービスなどの詳細は、決まり次第発表する。