JR西日本は17日、「鉄道の日」を記念して発売する同社の1日乗車券の利用可能エリアを拡大すると発表した。
利用可能エリアを拡大するのは、「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」。同社管内全線の普通列車普通車自由席、JR西日本宮島フェリーが乗り降り自由とする当初設定に加え、北陸新幹線金沢開業にあわせて第三セクター化した旧北陸本線の一部区間での乗り降りも可能にする。拡大するエリアは、IRいしかわ鉄道線の金沢~倶利伽羅間、あいの風とやま鉄道線の倶利伽羅~市振間、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの市振~糸魚川間。金沢~津幡間、富山~高岡間については当初、通過利用に限って有効としていたが、両区間を含む金沢~糸魚川間で利用できるようにした。
同きっぷの発売期間は、2015年9月19日(土)から10月18日(日)までで、10月3日(土)から利用が可能。発売額は、大人用が3,000円で、子ども用は1,500円。エリア拡大に伴う価格変更はしない。