JR西日本岡山支社は17日、吉備線と宇野線に路線愛称を導入すると発表した。あわせて、岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」と「ラインカラー」を導入することも明らかにした。
導入する路線愛称は、吉備線(岡山~総社間)が「桃太郎線」、宇野線(岡山~宇野間)が「宇野みなと線」。導入時期は2016年春で、駅や車内に掲出する路線図、停車駅案内のほか、駅構内の案内表示などでは同時期より、路線愛称のみを使うようにする。
同社はまた、複数の線区にまたがる列車などに乗る際、行き先の路線をわかりやすくするため、岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」と「ラインカラー」を導入する。路線記号は、各線区にアルファベット1文字をあてるもので、山陽本線の岡山~三石間を「S」、同岡山~福山間を「W」、同福山~糸崎間を「X」とするほか、桃太郎線を「U」、宇野みなと線を「L」、岡山~児島間を「M」、岡山~寒河間を「N」などに設定。ラインカラーは、各路線の特徴をモチーフにした色をあて、桃太郎線は桃色、宇野みなと線は水色などにする。路線記号とラインカラーの使用開始時期は、2016年春。路線図、停車駅案内、駅の案内表示などを刷新し、路線記号とラインカラーの使用を始める。