東京急行電鉄は25日、田園都市線宮前平駅にホームドアを設置し、2015年10月をめどに順次供用を開始すると発表した。6ドア車と4ドア車の両方に対応する形で設置する。
宮前平駅でのホームドア設置は、ドア位置の異なる車両に対応する形で実施するもので、田園都市線の駅では初。4ドア車用のホームドアを、通常の設置位置よりもホームの内側に移し、車両とホームドアの間隔を離して設置する。6ドア車の場合でも、車両とホームドアの間を通行できるスペースがあるため、乗り降りが可能になるという。供用開始時期は、下りホームが2015年10月中、上りホームが同12月中をめどとする。
同社では現在、田園都市線で運用中の6ドア車45両について、4ドア車への置き換えを進めている。今回のホームドア設置は、車両の置き換え完了前に行うものとなる。