鉄道コム

京阪、8000系に座席指定車両を導入

2015年10月1日(木)18時39分

京阪特急プレミアムカー(イメージ)
京阪特急プレミアムカー(イメージ)

京阪電気鉄道は9月30日、京阪特急として運用している8000系車両の各編成について、6号車を改造し、有料の座席指定車両を導入することを発表した。

座席指定車両は、8両編成の8000系車両のうち、6号車にあたる車両を改造して導入する。車両の仮称は、「京阪特急プレミアムカー」。同編成10本を対象に、6号車はすべてプレミアムカーに設定する。改造費は、約16億円。同社初となる有料の座席指定車両として運用する。座席は、新たに開発するリクライニングシートを使用。座席幅、座席間隔を広げるとともに、2列と1列からなる3列の配置にする。車内設備としては、大型テーブル、電源コンセントを設ける予定。また、同車両専属のアテンダントによる乗客への案内を行う。

プレミアムカーには、特別車両料金を設定。座席の予約、決済は、インターネットの専用サイトでできるようにし、混雑時や途中駅からの乗車でも、着席保証をする。プレミアムカーの導入時期は、2017年を予定。現行の8000系各編成は、今回の改造が完了するまでの間、7両編成で運用する。

2015年10月1日(木)18時39分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。