JR東日本は6日、上越新幹線に導入する観光列車「現美新幹線(GENBI SHINKANSEN)」のデザインを決定したと発表した。
「現美新幹線」は、新幹線を現代アートの美術館と見立てた観光列車で、E3系新幹線車両を改造した6両編成。同社は今回、外観イメージや、各車両の車内アートを担当するアーティストを発表した。外観デザインは、写真家の蜷川実花氏が担当。濃紺色を基調とし、夏の夜空を彩る長岡の花火を編成全体にデザインする。車内アートは、絵画や写真などのアーティスト7人が担当。さまざまな現代アートを車内で楽しめるようにする。同社はまた、現美新幹線のシンボルマークについても明らかにした。「現美」の2文字をモチーフとしたうえで、新幹線が水平に移動する速さを表現したという。
現美新幹線の導入時期は、2016年春ごろ。上越新幹線の越後湯沢~新潟間で臨時列車として運転する予定。