JR東日本水戸支社は16日、常磐線神立駅を橋上駅舎にする協定を、地元団体との間で締結したと発表した。
新駅舎は、地上2階の橋上駅。デザインは、霞ヶ浦の湖に白い帆を広げて浮かぶ「帆曳船」をイメージしたものとする。駅設備としては、コンコース、多機能トイレのほか、上下ホームに、エレベーターを1基ずつ設置。駅の東西を結ぶ自由通路も新たに整備する。
神立駅の橋上化は、土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合が進める「神立駅西口地区土地区画整理事業」に伴うもの。今回、同組合との間で協定を締結したことを受け、2016年春ごろに、橋上化と東西自由通路新設の工事を始める。橋上駅舎と自由通路は、2018年春ごろに一部で供用を開始。同年秋ごろに全体供用を始める予定。