JR西日本岡山支社は29日、旧津山扇形機関車庫を改装し、「津山まなびの鉄道館」として開業すると発表した。開業時期は、2016年春。
旧津山扇形機関車庫のリニューアルは、2016年春の岡山デスティネーションキャンペーンにあわせて実施。収蔵車両の拡充、展示スペースの改装などを行い、施設名称を「津山まなびの鉄道館」に変更して開業する。収蔵する車両は、ディーゼル機関車や気動車など既存の9両のほかに、新たにD51形蒸気機関車、DF50形、DD13形、DD16形の各ディーゼル機関車を追加。展示スペースは、鉄道や街並みをテーマにした現在の展示室を改装し、鉄道の歴史と変遷、鉄道の仕組みに関する展示室、ジオラマ模型を設置した展示室にそれぞれ変更する。ジオラマ模型は、扇形機関車庫を含む津山の情景を模したものとし、Nゲージ車両を走らせる。校外学習などの受け入れに使用する学習室も新たに設置する。
津山まなびの鉄道館の開業時期は、2016年春を予定している。