相模鉄道は5日、9000系車両をリニューアルし、2016年春に投入すると発表した。
9000系車両のリニューアルは、同社グループの「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として実施。2018年度開業予定の相鉄・JR直通線など、都心への乗り入れを控え、横浜の海をイメージした濃紺色で車両外観を塗装。同色の名称を「YOKOHAMA NAVYBLUE」(ヨコハマネイビーブルー)とし、相互直通用の車両などに順次採用する。車内設備では、昼と夜で色調が変わる調光機能つきの照明、英国スコットランド製の本革を用いたボックスシートを導入。調光機能つきの照明は、大手私鉄では初という。内装は、グレーを基調色とする。リニューアルした9000系車両は、2016年春に運行を開始する予定。
同社は今回、駅舎や制服のリニューアルについても発表した。駅舎のリニューアルでは、基調色としてグレーを使用。一部ではレンガも採り入れる。