東武鉄道は5日、東武アーバンパークラインにおいて、急行列車の運転を2016年春に開始すると発表した。
新設する急行列車は、東武アーバンパークラインの大宮~春日部間で速達運転を行うもので、同区間の所要時間を約6分短縮する。速達運転を行う大宮~春日部間では、岩槻駅を除く7駅を通過駅とする。急行は春日部駅以東にも直通し、春日部~柏間では各駅に停車する。運転間隔はおおむね30分間隔。運転時間帯は、平日が9時台から16時台まで、土曜・休日が7時台から20時台までで、運転本数は、平日があわせて31本、土曜・休日があわせて50本となる。急行は、2016年春のダイヤ改正で運転を開始する。
同社はこのほか七光台~柏間の上下最終列車の繰り下げも併せて実施。利便性を向上させることで、「東武アーバンパークラインの沿線価値向上を目指す」としている。