JR東日本秋田支社は20日、交流電化区間と非電化区間を走行できる、新型交流蓄電池電車「EV-E801系」の2両1編成を男鹿線に導入すると発表した。
EV-E801系は、JR九州が投入を進めている「架線式蓄電池電車」をベースにした車両で、耐寒耐雪対応等のカスタマイズを行う。運転区間は 秋田~男鹿間(追分~男鹿間が非電化区間)。導入時期は2017年春を予定している。
蓄電池電車は、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力により走行すると同時に蓄電池を充電し、非電化区間では蓄電池の電力で走行する仕組み。男鹿線では、男鹿駅に専用の充電設備を設置し、走行に必要な充電を行う。