京浜急行電鉄は、タイのスワンナプーム国際空港とバンコク市街を結ぶ空港鉄道のエアポート・レール・リンクを運営するSRTET(S.R.T Electrified Train Co.,Ltd.)と友好協定を締結すると発表した。
SRTETは、タイ国有鉄道(State Railway of Thailand)傘下で、スワンナプーム国際空港とバンコク市街を結ぶエアポート・レール・リンク(ARL)を運営する鉄道会社。ARLはスワンナプーム国際空港~マッカサン~パヤタイ間を結ぶ全長28キロの路線。
今回の協定締結は、両社が首都空港と都心を結ぶアクセス鉄道であること、エアポート・レール・リンクと京急線羽田空港国際線ターミナル駅が共に開業5周年を迎えることから、両空港を利用するタイ人・日本人の利用拡大を目的に実施する。
京急が海外の鉄道事業者と友好協定を締結するのは、今年2月の台湾鉄路管理局に続き2度目、SRTETが海外の鉄道事業者と友好協定を締結するのは今回が初めて。今後は両社で連携した取り組みを実施し、空港アクセスの利便性PRのみならず、日本・タイ間の交流人口の増大を目指すべく活動していくとしている。