東京急行電鉄は7日、田園都市線で運用中の6ドア車両を4ドア車両に置き換える計画に関連して、新造する4ドア車両の内装、車内設備などについて発表した。
田園都市線での4ドア車両への置き換えは、同線全駅でのホームドア設置に伴うもので、車両のドア位置を統一するのがねらい。導入する4ドア車両は、既存の5000系車両をベースに新造する。内装は、白を基調色とし、木目調素材を床などに使用。車内設備では、背もたれを高くした座席を採用するほか、座席の一部にはヘッドレストを設ける。フリースペースも設置し、2段手すりを同スペースに配備する。
4ドア車両に置き換えた1編成目の運転開始日は、2016年1月12日(火)。同社では、田園都市線での4ドア車両への置き換えを順次進め、2017年度までに完了させるとしている。