JR西日本は9日、ブラジル都市旅客鉄道事業に出資することを決定し、三井物産から、同社子会社であるガラナアーバンモビリティの株式の一部を譲り受ける契約を締結したと発表した。
「JR西日本グループ中期経営計画2017」に基づくグローバル展開の一環として出資を行う。取得株式数は81万2736株(発行済株式総数の33.9パーセント)。売買契約締結日は2015年12月9日(水)。
JR西日本は、現在計画中の技術支援と合わせ、ブラジル都市旅客鉄道事業の安全安定輸送に貢献するとともに、同社における海外鉄道事業ノウハウの獲得および人材育成や技術支援を通じた国内鉄道事業の発展に寄与することを目指すとしている。