熊本市交通局は21日、同局軌道線の上限運賃の変更について、国土交通省九州運輸局に認可申請したと発表した。
認可申請した上限運賃の変更は、熊本市交通局の軌道線全線が対象。軌道法第11条に基づくもので、2015年12月18日(金)に、国土交通省九州運輸局に申請した。幹線、水前寺線、健軍線、上熊本線、田崎線での普通旅客運賃(均一運賃)を現行の大人150円、小児80円から、大人177円、小児90円を上限に設定するほか、同運賃をもとにした算出方法を維持する形で、定期旅客運賃についても値上げする。1か月の通勤定期は、現行の5550円に対し、上限運賃は6370円。
同局では、認可を受けた後、上限運賃の範囲内で実施運賃を設定し、発表するとしている。