京浜急行電鉄は22日、ステンレス製の新1000形の車両デザインを一部変更し、2016年3月に投入すると発表した。
導入する車両は、ステンレス車体の新1000形の車両デザインを一部変更し、1800番台として新造。4両編成を2本製造する。車体側面は、ステンレス部分のほとんどを幅広の赤と白色フィルムでデザインし、アルミ車体による新1000形と同様の「赤い電車」のイメージに変える。先頭部分は、中央に設置する貫通路を経由して、各4両編成を連結した際にも相互に行き来できるようにする。8両編成として、京急線全線のほか、都営浅草線直通列車としても運用する。車両の長さ、扉数、座席、基本性能のほか、バリアフリー設備、LED照明などは、既存の新1000形車両と共通にする。
新1000形1800番台の導入時期は、2016年3月の予定。