日立製作所は22日、グループ会社のアンサルドSTSが、米国のマサチューセッツ湾交通局が運営するCommuter Rail Lineの全路線に向けたPTC(Positive Train Control)システムを3億3800万ドルで受注したと発表した。
同契約においてアンサルドSTSは、PTCシステムの設計、インテグレーション、関連製品の発送、車上・地上装置の据え付け、稼動試験、技術サポートや仕様書の作成などを行う。提供するPTCシステムは、米国連邦鉄道管理局の規定に準拠する。
日立は、アンサルドSTSの信号システムの豊富な経験・実績を活かし、世界規模での鉄道システムの発展に貢献していくとしている。