富士急行は6日、JR東海の特急型車両371系を改造した新型特急の名称とデザインを発表した。
新型特急の名称は、「富士山ビュー特急」。JR東海から2015年3月下旬に購入した特急型車両371系を改造し、3両編成1本を導入する。リニューアルのデザインは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当。外観は、濃い赤色を基調とし、側面には「FUJISAN VIEW EXPRESS」の文字などを入れる。内装には、木材を使用。車内設備として、カウンターやテーブルなどを設置し、スイーツやドリンクを提供する。
富士山ビュー特急の運転開始時期は、2016年春。同2月に引退する2000系「フジサン特急」に代わる特急列車として、大月~河口湖間を走る。