日本信号は12日、インドネシア・ジャカルタ地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線」向け信号システムおよびAFCシステムを受注したと発表した。三井物産、東洋エンジニアリング、神戸製鋼所、PT.Inti Karya Persada Tehnikの4社による「メトロワンコンソーシアム」から受注。
MRT南北線は、ジャカルタ市内中心部のBunderan HIと、市南部郊外のLebak Bulusを結ぶ全長15.7キロ、13駅の路線。日本信号は、信号システムとして、運行管理装置、電子連動装置、自動列車防護装置など、AFCシステムとして、券売機、改札機、チャージ機、駅コンピュータ、中央コンピュータなどを納入する。
同社は、両システムの納入により、ジャカルタ市の渋滞問題を解決し、安全で快適な街づくりに貢献していくとしている。