北大阪急行電鉄は2日、通勤用車両9000形「POLESTAR II」について、3次車からデザインを変更すると発表した。
9000形「POLESTAR II」は、2014年4月に運転を開始した同社の新型車両。今回導入する3次車から、同社は車体デザインを変更し、沿線の風景としてなじみの深い「竹林」をテーマにしたデザインにする。外観は、先頭部と側面の基調色を「マルーン」とし、車体側面の上部には「菊炭色」を使用。先頭部と側面の下部などには、「アイボリー」を入れたデザインにする。内装もデザインを変え、カーテン柄は外観同様に「竹」をテーマに設定。一般用車両には若竹色、女性専用車両には紅梅色のカーテンを採用する。シートでは、座席の仕切りをなくしたほか、中央の縦手すりを外し、シート幅を縮小。ドア付近の立ちスペースを広げるとともに、乗り降りを円滑にする。
9000形3次車は、2016年2月下旬に営業運転を開始する予定。