道南いさりび鉄道は5日、キハ40形気動車を改装した「地域情報発信列車」を運行すると発表した。
地域情報発信列車は、道南地域の魅力ある情報を発信するのがテーマ。JR北海道から譲渡されるキハ40形気動車2両を改装して導入する。車両外観は、濃紺色を基調とし、日没後の函館山のシルエット、津軽海峡の漁火、沿線の街の灯り、星空などをデザイン。内装には、地元の木材「道南杉」を使用する。列車の愛称は、道南地域で「ゆっくりして」、「のんびりして」の意味を持つ方言「ながまれ」を用い、「ながまれ号」とする。
「ながまれ号」の運転開始日は、2016年3月26日(土)。定期列車として運行するほか、団体の観光客向けの仕様では、テーブルやヘッドレストを設置して運転する。