JR西日本は17日、地震により車両が大きく逸脱するのを防ぐ「逸脱防止ガード」を山陽新幹線の姫路~博多間でも整備すると発表した。
逸脱防止ガードを新たに設けるのは、山陽新幹線の姫路~博多間の一部区間。線路の内側に同ガードを設け、地震発生により車両が脱線した際、車両が大きく逸脱することを防ぐ。整備する区間は、広島~新山口間(約66キロ)、新山口~小倉間(約23キロ)、小倉~博多間(約21キロ)の合計約110キロ。工期は、2016年4月から2022年度まで。
山陽新幹線の逸脱防止ガードは、2011年12月に新大阪~姫路間の整備が完了している。