JR北海道は14日(月)、札幌と函館間を結ぶ特急「スーパー北斗」と「北斗」の、すべての指定席車両をリニューアルすると発表した。
同社ではこれまでに「スーパーおおぞら」などで使用しているキハ283系指定席車両をリニューアルしているが、このたびスーパー北斗用のキハ281系車両と北斗用のキハ183系車両も改造し、車内をグレードアップさせることにした。
リニューアルでは、各座席の座席幅を拡大させるほか、チケットホルダーやドリンクホルダー、小物かけ、可動式枕を新たに設置する。また客室内に、スーツケースが置ける大型荷物置場を設置する。
対象の車両はキハ281系が17両、キハ183系が21両で、今年10月以降に順次登場させる。2010年3月には、スーパー北斗と北斗の全列車の指定席がリニューアル車両となる見通し。