JR東日本と東日本鉄道文化財団は19日、さいたま市にある鉄道博物館の新館建設と本館のリニューアルについて、計画を変更すると発表した。
鉄道博物館の新館建設、本館リニューアルの計画変更は、建設費の高騰などが理由。鉄道博物館本館の南側に設ける新館は、当初の地上5階建て、展示面積約4800平方メートルの計画から、地上4階建て、展示面積約3500平方メートルに縮小する。環境負荷を低減するシステムについては、一部をとりやめる。本館のリニューアルは、完成時期を変更。新館の開業時期とあわせ、2017年秋の予定から、2018年夏ごろに変更する。
新館のレストラン設置、本館の模型鉄道ジオラマの更新など、その他の計画については、予定通り行うとしている。