東京急行電鉄は1日、駅構内の様子をスマートフォンに配信する「駅視-vision(エキシビジョン)」の実証実験を、3月1日の「東急線アプリ」リニューアルに合わせて開始した。
本実証実験では、改札・コンコース付近の構内カメラシステムからプライバシー保護の加工処理が施された画像を取得し、「東急線アプリ」に駅構内の様子として画像を配信する。荒天時や人身事故発生時など、大幅な遅延を伴う運行支障が発生した際の混雑状況などがタイムリーに確認できる。全ての運用、データ管理は東京急行電鉄が行う。
実証実験対象駅は、溝の口(正面改札、南改札)、あざみ野(改札)の2駅。三軒茶屋(コンコース)、二子玉川(コンコース)、武蔵小杉(正面改札、南改札)、日吉(中央改札)の各駅についても、順次「東急線アプリ」上で配信予定。