国土交通省は25日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構から認可申請のあった北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)の貸付料について、国土交通大臣が認可を行ったと発表した。
整備新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づき、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が新幹線鉄道施設を建設し、その施設を借り受けたJRが運行している。JRは、新幹線鉄道施設の借り受けにともない、同機構に対し貸付料(施設使用料)を支払っている。
貸付料の額は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法に基づき、「新幹線を整備する場合」と「(仮に)新幹線を開業しない場合」の収益の差額として定められており、北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)の貸付料は、年額1億1400万円となる。