大阪府、箕面市、北大阪急行電鉄、阪急電鉄の4者は30日、北大阪急行線の延伸事業について、開業目標、整備費などの基本協定を締結したと発表した。
北大阪急行線の延伸は、同線の千里中央駅から国道423号(新御堂筋)沿いを北上する形で整備するもので、路線延長は千里中央~新箕面(仮称)の約2.5キロ。2016年3月30日(水)に、大阪府、箕面市、北大阪急行電鉄、阪急電鉄の4者で、同延伸線の開業目標、整備費とその負担割合などについて、基本協定を締結した。基本協定での開業目標は、2020年度。整備費の概算は650億円で、このうち600億円を建設費、50億円を車両費とする。
今回の基本協定締結を受け、2016年4月に、都市計画事業の認可、鉄道事業法、軌道法にかかる工事施行の認可など、工事の着手に向けた手続きを開始。同8月ごろからは、新箕面駅の予定地や、千里中央~新箕面間の新御堂筋沿いで、準備工事を始める。延伸線整備工事の本格的な着手は、同年秋ごろの予定。