JR四国は19日、近郊形直流電車121系のリニューアル工事を行うと発表した。リニューアル後は、7200系に変更する。
121系車両のリニューアルは、19編成38両が対象。リニューアル後は、既存の近郊形直流電車7000系との連結を考慮し、7200系に形式変更する。7200系の外観は、121系導入当初の赤色を継承し、赤いラインを入れるほか、緑色の細いラインも加える。車内では、座席や窓枠のリニューアル、車いすスペースの設置などを実施。台車は、川崎重工業が開発した「efWING」を採用し、軽量化と乗り心地の改善を図る。VVVFインバーター制御装置も採り入れる。
7200系車両は、2016年6月以降に導入予定。予讃線の高松~伊予西条間、土讃線の多度津~琴平間で運転する。