JR東日本仙台支社は26日、4両固定編成の新造車両として、E721系1000代を導入すると発表した。
導入するE721系1000代は、4両固定編成の電車。4両編成19本の全76両を新造し、東北本線黒磯~一ノ関間、常磐線、仙山線に投入する。外観は、現行のE721系0代を踏襲しつつ、同0代で使われている赤色のラインを「さくら色」に変更。定員は、2両編成の同0代2本を連結した場合と比べ、34人増の574人にする。車内では、座席の座り心地の改善、全照明のLED化を実施。総合車両製作所で製造し、2016年11月ごろから2017年3月にかけて導入する。
E721系1000代の導入により、1989年から投入された719系電車は順次廃車にする予定。