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大井川鐵道、元「はまなす」客車を導入

2016年6月10日(金)18時51分

スハフ14(到着時の様子)
スハフ14(到着時の様子)

大井川鐵道は9日、SL列車向けの客車として、急行「はまなす」で使われた14系客車4両を導入すると発表した。

導入する14系客車は、2016年3月のダイヤ改正に伴い廃止となった定期急行「はまなす」で使われていた車両。JR北海道より4両を導入し、大井川鐵道のSL列車の客車として使う。客車は、「スハフ14 502」、「スハフ14 557」、「オハ14 511」、「オハ14 535」で、1両あたりの定員は64~72人。リクライニングシートを装備した座席車となっている。14系4両の運転開始時期は、2017年6月の予定。大井川鐵道でのSL列車用の客車導入は、24年ぶりとなる。

同社では、国鉄時代の旧型客車であるオハ35形6両、オハフ33形2両、スハフ42形4両、オハ47形4両を所有している。今回の14系客車導入は、これら旧型客車にかかる負担を分散させ、SL列車の運行を長期的に続けることが目的という。

2016年6月10日(金)18時51分更新

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