JR東日本横浜支社と川崎市は16日、南武線津田山駅の橋上駅舎化工事などの施行協定を締結した。
今回締結した施行協定は、津田山駅での自由通路の新設と、駅舎の橋上化に関するもの。鉄道による地域分断の改善と、踏切利用者の安全性や利便性の向上を図るのがねらいで、2016年6月16日(木)にJR東日本横浜支社と川崎市との間で締結した。自由通路は駅の南北を結び、24時間通行可能な通路として整備。通路の両端には階段のほかに、エレベーターを各1基設置し、バリアフリーに対応させる。自由通路設置に伴う駅舎の橋上化では、エレベーター1基、多機能トイレなどをあわせて整備する。駅舎外観は、2014年度に実施した色彩デザイン投票の結果を反映する。
工期は、2020年3月31日(火)まで。工事費は総額22億441万円で、川崎市が約19億9442万円、JR東日本が約2億999万円を負担する。