JR西日本は8日、豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行開始にあわせ、同列車が停車する宮島口駅、東萩駅を改修すると発表した。
宮島口駅、東萩駅の改修は、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の「立ち寄り駅」として、乗客に特別な出迎えを行うために実施するもの。山陽本線宮島口駅では、外観、コンコースの美装化や、廿日市市産の木材による構内の装飾を行うほか、瑞風の乗客専用の出入口を設ける。待合室の構内への設置、駅構内の売店の移設などもあわせて行う。山陰本線東萩駅では、城下町の風景をモチーフとし、「格子」や「なまこ壁」の装飾を外観に使用。コンコースの美装化、瑞風の乗客専用の出入口の設置も行う。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、京阪神と山陰・山陽エリアを周遊する列車として、2017年春に運行開始予定。同社は、同列車の立ち寄り駅、始発駅、終着駅について、改修などを行う計画があるとしている。