JR西日本は20日、山陽本線尾道駅をリニューアルすると発表した。
尾道駅のリニューアルは、「せとうちエリア」周遊客向けの新しい拠点とすることなどを目的に実施。駅舎は、鉄骨造りの2階建てとし、約17億円をかけて整備する。外観は、初代尾道駅舎の特徴だった瓦屋根や、深さのある軒を再現。駅舎内には、吹き抜けを設け、開放感を持たせるほか、2階南側には屋根の一部を抜いた形で眺望デッキを設置する。同階には、宿泊施設やサイクリスト向けの店舗なども設ける。また、1階改札口付近には「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の乗客専用の出入口を設置。待合スペースも同改札口の隣に設ける。コンコース、トイレ、改札内地下通路のリニューアルもあわせて行う。
リニューアル駅舎の開業時期は、2018年の夏ごろの予定。