福島交通は7月29日、新形式車両1000系電車を飯坂線に導入すると発表した。
1000系電車は、同社としては25年ぶりとなる新形式車両。東京急行電鉄の1000系車両を譲り受け、順次導入する。導入にあたり、外観は「ダークブラウン」、「ピーチフラワー」、「シャンパンゴールド」の3色を帯などに使用。ダークブラウンは先頭の窓周りにも用い、同色を全面に使った「いい電」のマークも入れる。1000系電車の導入により、車いすスペース、液晶車内表示器を備えた車両が飯坂線で運用されることになるほか、車内放送も2か国語対応になる。
1000系の2016年度の投入数は、2編成5両。2016年10月に搬入し、2017年3月中に営業運転を始める。以後、同年秋に2編成5両、2018年秋に2編成4両を搬入。2019年春には、全車両を1000系電車に更新し、現行の7000系電車を置き換える。7000系電車は、同年春に「さよなら運転」を行う。