JR西日本は12日、嵯峨野線の京都~丹波口間に開業する新駅のデザインなどを決定したと発表した。
開業する新駅は、嵯峨野線の京都~丹波口間に設置。梅小路公園や京都市西部地区の玄関口となる駅と位置付け、公園と調和し、地域のシンボルとなるデザインにする。外観デザインには、京都の町並みを象徴する縦格子や縦じま、京友禅の反物に使われる縦長矩形、工芸品に用いられる「梅柄(光琳梅)」を使用。駅舎は高架下に設け、曲面を用いた入口にする。ホームは、相対式の2面とし、ホーム外壁のデザインにも曲面を使う。
新駅の開業予定は、2019年春。同社では、工事着工に先だち、安全祈願祭と起工式典を2016年9月19日(月・祝)に行う。