京阪電気鉄道と南海電気鉄道は共同で、「京阪・南海ええとこどりプロジェクト」を展開すると発表した。
両社がもつ沿線の魅力を利用者に相互にPRし、京阪沿線内から南海の堺・和歌山・高野山方面、南海沿線内から京阪の京都方面、などの旅客誘致を図る。
コラボレーション第1弾となるポスターでは、京阪は鞍馬・貴船、南海は高野山の避暑地をPRする内容を、7月30日(水)より両社の車内に計5,000枚を掲出する。
今後は、南海の情報誌「P+natts」で中之島線特集を実施するなど、ポスターや情報誌、チラシなど、様々な媒体を通じて両社沿線の魅力をPRする。また、相互の沿線スポットをデザインした「スルッとKANSAI Kカード」や「南海コンパスカード」も発売する。
また、南海電鉄・泉北高速鉄道・大阪市営地下鉄・京阪電鉄が1日乗り放題の企画乗車券「宇治・洛南1dayチケット」(南海と京阪のケーブル線やりんくうタウン~関西空港間、京阪大津線系統は使用できない)も見直し、両社線が利用しやすい企画乗車券を今秋発売する。