JR西日本と日本信号は30日、同日付けで資本業務提携契約を締結したと発表した。
両社間で締結した資本業務提携契約は、JR西日本の子会社、てつでんを含めた3社が関わるもので、新しい信号システム装置の開発、設計、製造や、てつでん、日本信号の株式の一部の扱いについての契約。2016年8月30日(火)に、同契約を締結した。新たな信号システム装置の開発、設計、製造等については、業務提携として、3社で連携して実施。また、てつでんの株式の一部(発行済株式総数の49パーセントにあたる490株)を日本信号が、日本信号の株式の一部(同3パーセントにあたる205万200株)をJR西日本がそれぞれ取得する形で、資本提携を行う。
JR西日本と日本信号は、2009年以来、鉄道電気信号分野での技術提携を進めている。両社は、今回の契約について、中長期的な業績の向上につながるものとしている。