京阪電気鉄道は1日、京阪特急8000系車両の6号車に導入する座席指定車両について、名称とデザインを決定したと発表した。
決定した座席指定車両の名称は、「プレミアムカー」(仮称は「京阪特急プレミアムカー」)。8両編成の8000系車両のうち、6号車にあたる車両を改造して導入する。同社の車両としては初めてとなる1扉車に改造。扉周りは、金色で塗装する。外観の基調色は、京阪特急の伝統色である赤色を使う。車内は、エントランスと客室をガラスで仕切る形にし、客室デザインは、「漆黒」と「生成り」を基調色として使う。また、客室の床にはカーペットを、座席にはヘッドレスト、ヘッドカバーなどを設ける。フットライトや微粒子イオン発生器も配備する。
プレミアムカーの導入時期は、2017年度上期。現行の8000系車両は、改造工事に伴い、2016年9月24日(土)より、一部を7両編成で運用する。