京浜急行電鉄は11日、ステンレス製の新1000形をマイナーチェンジし、2016年11月に投入すると発表した。
導入する車両は、6両編成と8両編成それぞれ2本。車体側面は、新1000形1800番台のイメージを踏襲し、ステンレス部分のほとんどを幅広の赤と白色フィルムでデザイン。車内は、快適性の向上として、連結面車端部座席の片側を、ロングシートからボックスシートに変更する。ロングシートも袖仕切を大型化し、立客との干渉や風の吹き込みを和らげる。また、利便性の向上として、ボックスシートにサービスコンセントを2口設置。外国人旅客に配慮して、中国語・韓国語に対応したLCD式の車内案内表示器を、従来の表示機に加えて千鳥配置する。
マイナーチェンジされた新1000形の導入時期は、6両編成が2016年11月、8両編成が2017年2月の予定。