JR北海道は、今年秋から導入する「Kitaca」のサービス概要を発表した。
JR東日本のSuicaと同様に、定期券タイプ・記名式タイプ・無記名タイプの3種類を設定し、紛失時の再発行も、定期券タイプと記名式タイプであれば可能とする。小児用は、定期券と記名式のみ発売する。カードに入金できる上限額は20,000円。
利用エリアは、函館本線の小樽~岩見沢間、札沼線の桑園~北海道医療大学間、千歳線の全線、室蘭本線の苫小牧~沼ノ端間の55駅。
一般利用者によるモニター試験(10月1日~)を経てサービス開始をさせる。モニターは、8月1日よりJR北海道のWebサイトで500名を募集する(応募者多数の場合は抽選)。
電子マネー機能は来春より開始する予定で、JR東日本等が導入しているSuicaとの乗車券機能・電子マネー相互利用も来春よりスタートする。