北大阪急行電鉄は16日、同社線の上限運賃の変更について、国土交通省近畿運輸局に認可申請した。
認可申請した上限運賃の変更は、北大阪急行電鉄の南北線(江坂~千里中央間)が対象。同区間の安全輸送の確保などを目的に行うもので、2016年12月16日(金)に、国土交通省近畿運輸局に申請した。大人普通運賃は、1区(2キロまで)が現行の90円を100円に、2区(4キロまで)が現行の110円を120円に、3区(6キロまで)が現行の120円を140円にそれぞれ値上げ。平均で14.2パーセント高くする。定期運賃も通勤、通学全体で平均7.7パーセント増とし、1か月の通勤定期は、1区で現行の3280円に対し、上限を3600円などとする。
同社では、今回の上限運賃変更で得る追加収入について、各駅のリニューアル工事のほか、緑地公園、桃山台、千里中央の3駅での可動式ホーム柵設置などにあてるとしている。