京阪電気鉄道は13日、ダイヤ変更を2017年2月25日(土)に行うと発表した。平日ダイヤでの快速特急「洛楽」定期運転開始など、利便性の向上を図る。
快速特急「洛楽」は、京橋~七条間をノンストップで結ぶ列車。現在は土休日のみの運転だが、改正後は平日ダイヤでも定期運転を開始する。運転本数は、午前に上り(京都方面)2本と、午後に下り(大阪方面)2本の計4本。あわせて、「洛楽」の使用車両を、土休日を含めて3000系に変更する。
また、「洛楽」の運転時間帯に、急行および快速急行を増発する。運転区間は淀屋橋~出町柳間。急行は午前、快速急行は午後の運転で、運転本数はそれぞれ平日2本、休日5本。この急行系列車の増発により、「洛楽」が通過する各駅の利便性を向上させる。
さらに、日中の普通列車の運行区間を一部延長し、特急列車との接続改善を行うほか、夕ラッシュ以降に運転される快速急行を、中之島駅発から淀屋橋駅発へ変更するとともに、京橋駅で特急と接続する中之島駅始発の準急を運行することで、混雑緩和や利便性の向上を図るとしている。
同時に、「プレミアムカー」改造工事の進捗にあわせて、8000系がすべて7両編成での運転となる。「プレミアムカー」は2017年度上期に導入の予定。