京福電気鉄道は1月30日、嵐山本線、北野線の上限運賃の変更について、国土交通省近畿運輸局に認可申請した。
認可申請した上限運賃の変更は、同社の嵐山本線、北野線が対象。バリアフリー化、旅客サービス設備の改善のほか、安全運行のための投資などを目的に行うもので、1月30日(月)に、国土交通省近畿運輸局に申請した。普通運賃は全区間均一制で、大人が現行の210円を220円に値上げ。小児は110円のまま据え置く。定期運賃は、通勤、通学ともに均一制に変更。1か月の定期運賃は、通勤を7500円(平均割引率43.2パーセント)、通学を4000円(同69.7パーセント)にする。現行の9キロ程では、通勤定期が1万640円、通学定期が7760円。均一制への変更により、通勤は4キロ以上、通学では3キロ以上でいずれも値下げになる。
運賃変更の実施日は、2017年4月1日(土)を予定している。