能勢電鉄は1月30日、鋼索線の上限運賃の変更について、国土交通省近畿運輸局に認可申請した。
認可申請した上限運賃の変更は、能勢電鉄の鋼索線(黒川~ケーブル山上間)が対象。同線の収支改善、サービス向上などを目的に行うもので、1月30日(月)に、国土交通省近畿運輸局に申請した。上限運賃の改定率は、普通運賃、定期運賃ともに25パーセント。運賃は均一制で、普通運賃は現行の280円を350円に値上げする。1か月の定期運賃は、通勤が現行の1万340円から上限1万2930円に、通学が現行の6670円から同8340円に、それぞれ上げる。
同社鋼索線の運賃改定は、消費税率変更に伴う改定を除くと、1995年以来となる。