JR西日本は3日、奈良線玉水駅の橋上駅舎化にあたり、駅舎デザイン、駅設備などの概要を決定したと発表した。
玉水駅の橋上駅舎化は、京都府井手町との間で締結した基本協定に基づくもの。同社は今回、同駅の外観デザインや駅設備について明らかにした。駅舎は鉄骨造りの橋上駅とし、デザインコンセプトを「井手の桜と歴史の玄関口 玉水駅」に決定。自由通路の内部デザインに、同駅付近を流れる玉川沿いにある桜並木の風景を採り入れるなど、同コンセプトを反映させる。ホームは相対式の2面。各ホームに、エレベーターを1基ずつ設置する。駅設備としてはこのほか、簡易自動改札の通路を2つ、券売機を1台設ける。
工事は、2017年2月中旬に開始。橋上駅舎の開業時期は、2018年度末を予定している。