JR東日本は4日、上越新幹線向けの車両として、E7系を順次投入すると発表した。
上越新幹線に導入するE7系車両は、12両編成11本(計132両)。北陸新幹線で運用中のE7系と同様、「グランクラス」つきの編成で、運行する。同社はE7系の導入により、振動を抑えるアクティブサスペンションによる乗り心地の向上のほか、電源コンセントの全座席配備、車内防犯カメラの設置など、現行の上越新幹線車両E4系との比較で、車内サービスを高められるとしている。定員は、E4系8両の合計817人に対し、E7系12両では同924人に増える。
E7系の上越新幹線投入は、2018年度から2020年度までに実施。現行のE4系車両は、2020年度までに順次置き換える。E4系は、1997年に東北新幹線でデビュー。上越新幹線では、2001年に営業運転を開始した。