西日本鉄道は12日、「地域」をテーマに据えた観光列車を導入すると発表した。
導入する観光列車は、既存車両を改造して投入。コンセプトは「LOCAL to TRAIN~街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ~」とし、同社初となる本格的な観光列車にするとしている。導入路線は、天神大牟田線。同沿線地域の素材を内装などに使った車内で、沿線の食材を活かした料理を提供するなど、「地域」にねざした列車にする。運行ダイヤは、食事と沿線風景をゆっくり楽しめる設定にするという。
観光列車の外観やネーミングなど、車両の設計は2017年度に開始。2018年度に車両の改造に着手し、同年度末の運行開始をめざす。ダイヤ、料金、料理などの検討も進め、いずれも決定次第、発表するとしている。