東京急行電鉄は18日、池上線池上駅の駅舎を改良し、橋上化と駅ビル建設などを行うと発表した。
池上駅の駅舎改良は、同駅周辺の将来のまちづくりに向けて、同社と東京都大田区とが連携して行うもの。改良工事により、改札口の橋上化などを行う。出入口は、北口のほかに南口を新たに設置。現在、改札内にある構内踏切は廃止する。駅舎改良は、駅ビルの建設とあわせて実施。駅ビルは鉄骨造りの5階建てとし、保育園、公共・公益施設、店舗などを入れる検討を行う。駅舎部分の外観には、池上本門寺を中心とした門前町の持つ歴史性をデザインに使用。駅の出入口には、行燈の灯る列柱や、和風の趣を感じさせる大きなひさしを設ける。
駅改良工事は、2017年6月に着工。2020年9月末の新駅舎開業をめざす。